守る-もしもの時の安全のために- 安全を守る自動車性能評価試験結果を公表します 安全な車選びをお考えの方へ ・自動車アセスメント・チャイルドシートアセスメント

自動車アセスメントのご案内

自動車アセスメントのご案内

自動車アセスメントは、安全な自動車やチャイルドシートを選ぶことができる環境を整えるとともに、メーカーによる安全な自動車等の開発を促進することによって、安全な自動車等の普及を促進しようとするものであり、国土交通省と自動車事故対策機構(ナスバ)が一体となって行なっている事業です。
自動車アセスメントでは新車販売されている自動車に対して様々な安全性能に関する試験を行い、その結果を公表しています。
衝突しそうな場合に自動車が警報を発する、あるいはブレーキをかけるといったドライバーを支援する様々な予防安全技術について試験等による評価を行っております。
また、試験車を壁(バリア)に衝突させたり、人の頭部を模擬したダミーを試験車のボンネット等に衝突させるなど、事故時に自動車の乗員や歩行者を守る技術について試験等による評価を行っております。
さらに、事故が起きた際に自動的に通報する装置について、その機能の違いを評価しています。
チャイルドシートについても、衝突時を模擬した試験や、使いやすさや取り付けやすさといった使用性についての試験を行い、評価を行っています。

⾃動⾞安全性能 2023

「自動車安全性能 2023」より「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の評価に、歩行者との事故に対応した評価を新たに導入しました。
予防安全性能と衝突安全性能の総合得点により★の数が決まり、★の数が多いほど総合的な安全性能が高いことを表します。★★★★★から★までの5段階です。
予防安全性能(89点満点)、衝突安全性能(100点満点)及び事故自動緊急通報装置(8点満点)のそれぞれの評価の得点を全て合計したときの満点は197点です。
「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の評価内容の変更に伴い配点の変更があるため、安全性能について過去に実施した車種との点数の大小による直接比較は出来ません。
なお、自動車安全性能2023の最高評価(★★★★★)の獲得には、予防安全性能及び衝突安全性能が最高評価(Aランク)を取得しており、かつ、 事故自動緊急通報装置を備えていることが必要になります。
日本における交通事故の発生状況と装備・機能による被害軽減効果から、評価項目ごとの被害軽減効果を点数化しています。

予防安全性能(89点満点)

評価結果予防安全性能の合計得点
A ランク72.00点以上
B ランク52.12点以上~72.00点未満
C ランク34.48点以上~52.12点未満
D ランク17.16点以上~34.48点未満
E ランク17.16点未満

衝突安全性能(100 点満点)

評価結果衝突安全性能の合計得点
A ランク84.63点以上
B ランク71.89点以上~84.63点未満
C ランク59.07点以上~71.89点未満
D ランク46.33点以上~59.07点未満
E ランク46.33点未満

総合評価

評価結果予防安全性能と衝突安全性能の合計得点
★★★★★156.63点以上
★★★★124.01点以上
★★★93.55点以上
★★63.49点以上
63.49点未満
自動車安全性能2022

2022年度から、新たに衝突被害軽減ブレーキ対自転車性能試験を始めました。
予防安全性能と衝突安全性能の総合得点により★の数が決まり、★の数が多いほど総合的な安全性能が高いことを表します。
★★★★★から★までの5段階です。
予防安全性能(91点満点)、衝突安全性能(100点満点)及び事故自動緊急通報装置(8点満点)のそれぞれの評価の得点を全て合計したときの満点は199点です。
なお、自動車安全性能2022の最高評価(★★★★★)の獲得には、予防安全性能及び衝突安全性能が最高評価(Aランク)を取得しており、かつ、 事故自動緊急通報装置を備えていることが必要になります。
日本における交通事故の発生状況と装備・機能による被害軽減効果から、評価項目ごとの被害軽減効果を点数化しています。

衝突安全性能(100点満点)

評価結果衝突安全性能の合計得点
A ランク84.63点以上
B ランク71.89点以上~84.63点未満
C ランク59.07点以上~71.89点未満
D ランク46.33点以上~59.07点未満
E ランク46.33点未満

予防安全性能(91点満点)

評価結果予防安全性能の合計得点
A ランク73.60点以上
B ランク53.32点以上~73.60点未満
C ランク35.28点以上~53.32点未満
D ランク17.56点以上~35.28点未満
E ランク17.56点未満

総合評価

評価結果衝突安全性能と予防安全性能の合計得点
★★★★★158.23点以上
★★★★125.21点以上
★★★94.35点以上
★★63.89点以上
63.89点未満
⾃動⾞安全性能2020~2021

2019年度までは、衝突安全性能や予防安全性能などは、それぞれ別々の評価をしていました。
2020年度から、これらを総合的に評価することにより、よりわかりやすく「自動車安全性能」として、自動車ユーザーの皆様に情報提供をするものです。
予防安全性能と衝突安全性能の総合得点により★の数が決まり、★の数が多いほど総合的な安全性能が高いことを表します。
★★★★★から★までの5段階です。
予防安全性能(82点満点)、衝突安全性能(100点満点)及び事故自動緊急通報装置(8点満点)のそれぞれの評価の得点を全て合計したときの満点は190点です。
なお、自動車安全性能2020の最高評価(★★★★★)の獲得には、予防安全性能及び衝突安全性能が最高評価(Aランク)を取得しており、かつ、 事故自動緊急通報装置を備えていることが必要になります。
日本における交通事故の発生状況と装備・機能による被害軽減効果から、評価項目ごとの被害軽減効果を点数化しています。

衝突安全性能(100点満点)

評価結果衝突安全性能の合計得点
A ランク84.63点以上
B ランク71.89点以上~84.63点未満
C ランク59.07点以上~71.89点未満
D ランク46.33点以上~59.07点未満
E ランク46.33点未満

予防安全性能(82点満点)

評価結果予防安全性能の合計得点
A ランク66.40点以上
B ランク47.92点以上~66.40点未満
C ランク31.68点以上~47.92点未満
D ランク15.76点以上~31.68点未満
E ランク15.76点未満

総合評価

評価結果衝突安全性能と予防安全性能の合計得点
★★★★★151.03点以上
★★★★119.81点以上
★★★90.75点以上
★★62.09点以上
62.09点未満

チャイルドシートアセスメントのご案内

チャイルドシートアセスメントは、市販のチャイルドシートについて前面衝突試験と使用性について評価試験を行い、その結果を安全性能評価として公表しています。
安全なチャイルドシートを選ぶことができる環境を整えるとともに、メーカーによる安全なチャイルドシートの開発を促進することによって、安全なチャイルドシートの普及を促進しようとするものであり、国土交通省と自動車事故対策機構(ナスバ)が一体となって行なっている事業です。

前面衝突試験

評価結果 試験結果に基づく評価
優 ◎が4つの場合(×が1つでもある場合は除く。)
良 ◎が3つ、○が1つの場合(×が1つでもある場合は除く。)
普 「優」、「良」および「推奨せず」に該当しない場合
推奨せず 評価項目の中で1つでも×があった場合
「推奨せず」は、より高い安全性能を評価する本試験の観点からは、推奨するに至らないことを表しており、使用不可という意味ではありません。試験対象とした製品は、全て安全基準に適合しており一定レベルの安全性は確保されています。

使用性試験

評価結果 試験結果に基づく評価
2015年以降:25点満点の合計点
2014年以前:5点満点の平均点
使いやすさや取り付け方など使用性について内容ごとに5点満点で点数をつけて、評価しています。

沿革

守る(JNCAP)安全な車選び

自動車アセスメント

過去の試験車はこちらの試験結果一覧表をご覧ください。

チャイルドシートアセスメント

過去の試験機種はこちらの試験結果一覧表をご覧ください。