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【開催報告】N-RTSMS立上げ記念講演会を開催しました(平成26年10月9日)

平成26年10月10日
(独)自動車事故対策機構(ナスバ)
安全調査室 高橋(克)、太田
電話 03-5608-7641

ナスバ(独立行政法人自動車事故対策機構 理事長:鈴木 秀夫)は、平成26年10月9日(木)、東武ホテルレバント東京において、「N-RTSMS立上げ記念講演会」を開催しました。

N-RTSMS立上げ記念講演会の様子の写真ナスバが国内審議委員会の事務局を務めた道路交通安全マネジメントシステム(ISO 39001:2012)については、発行から2年が経過し、取得組織数も順調に増加しているところです。他方、道路交通安全をめぐる法規制やインフラの整備状況が世界で最も進んでいる我が国の実情に合った形で、ISO 39001:2012がより有用なツールとして機能するために、より高度で具体的な日本独自の追加要求事項を求める声も出てきました。こうした動きを受け、ナスバが中心となって関係機関との議論を重ね、今般、「ISO 39001:2012道路交通安全マネジメントシステムに関する追加要求事項」(以下、「N-RTSMS」という。)の文書を発行する運びとなりました。
 本文書の正式発行を記念し、道路交通安全マネジメントシステム(ISO 39001:2012)の国内審議委員会の委員長を務められた中央大学理工学部教授 中條武志氏及び公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)常務理事 藤巻慎二郎氏をお招きし、講演いただきました。

基調講演 中條武志氏の写真基調講演 中條武志 氏冒頭、ナスバ鈴木理事長が開会挨拶した後、中央大学中條教授が「N-RTSMSへの期待」と題した基調講演を行い、「多くの事業者が取組み、各組織の実態に合ったマネジメントを実現することによって、死亡事故や重篤事故が低減される」とN-RTSMSへの期待を述べられました。

続いて、JAB藤巻常務理事が、既存のマネジメントシステム認定/認証制度とN-RTSMSで追加的に求められる事項を踏まえた制度運用に関して講演しました。

最後に、ナスバ永井調査役からN-RTSMSの策定の経緯やN-RTSMSの要求事項について報告いたしました。

藤巻慎二郎氏の写真
講演1 藤巻慎二郎 氏
ナスバ調査役永井勝典の写真
講演2 ナスバ調査役 永井勝典

講演会には、行政機関、業界団体、ISO関係団体及びISO 39001:2012の取得事業者ら105名が参加し、盛況裡に閉幕しました。

今後も、ナスバは、ISO 39001:2012及びN-RTSMSの更なる普及・促進を図り、道路交通事故による死者や重傷者の撲滅を目指して参ります。

添付資料

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