「守る」の現場へ ~自動車アセスメント (側面衝突試験) ~
ナスバちゃんが今回訪れたのは、「守る」の取り組みの現場。
ここでは、車の側面からの衝突を再現し、安全性能を確認する試験が行われています。
試験前日:準備の様子
明日は、車の安全性能を確認する試験があるみたい!
ここではどのような準備をしているのかな?
試験の前日、現場では翌日の側面衝突試験に向けた準備が進められています。
正しく安全性能を確認するためには、試験そのものだけでなく、事前の準備がとても大切です。
①ダミーを試験車両に乗せる
試験では、人の代わりにダミーを乗せて確認するんだね。
…呼んだ?
試験では、人の代わりにダミーを車に乗せます。
この側面衝突試験では、大人の男性に近い体格(身長は約175cm、体重約74kg)のダミーを使用しています。
②車とダミーの位置を確認する
ピッ!って音と一緒に数字が表示されたよ!
これで位置を確かめているんだね。
試験の前には、シートの位置やダミーの姿勢を細かく測って記録します。
こうすることで、毎回できるだけ同じ条件で試験ができるようになります。
③記録するための機器を車に乗せる
車の中に機器を乗せているよ!これは何をするのかな?
試験では、衝突したときの車やダミーの動きを記録するための機器を車に乗せます。
目では分かりにくい動きも、この機器でしっかり記録することができます。
目では見えないことも、数字でわかるんだね!
④台車を準備する
これがぶつかる装置なんだね…!
側面衝突試験では、台車(移動式変形バリヤ)を使用して側面への衝突を再現します。
台車の前面には、実際の車に近い硬さになるように作られたアルミハニカムの衝撃吸収部材が付いていて、事故に近い状態で試験できるようになっています。
試験当日:衝突試験の様子
いよいよ試験当日。
どのように安全を確認しているのか、しっかり見てみよう!
①衝突試験前の最終チェックをする
カメラがたくさんあるよ!普通のカメラと違うのかな?
試験の前に、車の状態をもう一度確認します。
衝突試験はやり直しのきかない一発勝負のため、事前の確認がとても重要です。
また、試験では衝突の瞬間を詳しく記録するために、高速度カメラを使用します。
このカメラは、通常よりもはるかに速い速度で撮影ができ、一瞬で起こる衝突の様子をスロー映像として確認することができます。
②試験車両の側面に衝突させる
ぶつかった!一瞬で大きな力がかかるんだね…!
エアバッグで見えないけど、僕は大丈夫だよ!
みんなはちゃんと安全に気をつけてね!
ダミーを乗せた車の側面に、台車を衝突させて試験を行います。
衝突はほんの一瞬ですが、その間に車やダミーには大きな力が加わります。
③試験後の記録を確認する
こうやって記録を見て、ぶつかった時の動きを調べているんだね!
試験の後には、記録されたデータや映像を確認します。
それによって、衝突時の車の動きや人への影響を詳しく調べることができます。
こうした結果は、車の安全性能の評価に活用され、より安全な自動車の開発や普及促進に役立っています。
まとめ
こんなにたくさん準備をして、やっと試験ができるんだね!
ナスバちゃんは、「守る」の現場を見学して、衝突試験には、ダミーを乗せることや計測機器の準備、試験条件の確認など、たくさんの工程があることを知りました。
その一つ一つの準備によって、衝突の瞬間の動きや、人への影響を正しく調べることができます。
こうして得られた結果は安全性能の評価としてまとめられ、広く公表されます。
その情報は、車の安全性を知る手がかりとなり、より安全な車選びにつながっています。
※今回見学した試験は、実際の自動車アセスメントの評価試験とは異なるものです。
今回、現場見学した側面衝突試験のほかにも、ナスバの「守る」の取り組みでは、様々な安全性能の評価が行われています。
さらに詳しく見てみましょう。
見学時のひとコマ
試験施設の中では、帽子をちゃんとかぶる決まりなんだね!
試験施設内では、必ず帽子をかぶることが決まりになっています。
こうしたルールで安全意識を高め、細心の注意を払いながら、安全第一で行われています。