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腹部圧迫計測の概要(平成29年度まで)

結果の見方

ダミー腹部への面圧計の装備イメージ図

ダミー腹部への面圧計の装備(平成29年度まで)

衝突時に幼児の腹部を圧迫するチャイルドシートがあるため、試験時にダミー腹部に面圧計を装着して腹部圧迫の程度を定量的に測定しています。
腹部とみなされる肋骨の下端から骨盤(腸骨部分)の上端にかかる荷重の総和を腹部合計荷重として、その値が幼児の身体に傷害を与えるとみなされる1.30kN(※2006年度までは1.38kN)を超える場合は「その他の事象」の評価を「×」としています。
平成30年度からはQ3ダミーを用いることで、Q3ダミーに取り付けられている腹部圧力センサーで腹部圧力を計測しています。平成29年度までの腹部面圧の閾値1.30kNに相当する腹部圧力として115kPaを超えた場合は「その他の事象」の評価を「×」としています。

注意ポイント

(1) 試験に使用している3歳児ダミー(Hybrid-Ⅲ 3YO)は人体と同じではなく、腹部は約50mm以上凹まない構造となっています。一方、胸部は約40mm以上凹まない構造となっており、腹部の凹み量と異なっています。このため、限界まで圧迫が加わると、胸部と腹部の圧力を正しく計測できません。
(2) 腹部合計荷重が最大となった時の圧力分布図については、最大荷重が発生した時間の圧力分布の状況を見やすくしたものであり、実際の面積とは異なります。

2007年度から実施の評価範囲の見直し等について

腹部圧迫計測の変更図

腹部圧迫計測においては、ダミー構造に起因した問題により、正しく計測できない場合があり、2006年、2007年度に行った調査研究により評価範囲の見直し及びダミー腹部の改良を行いました。これに伴いその値が幼児の身体に傷害を与えるとみなされる腹部合計荷重値が1.38kNから1.30kNへ変更しています。なお、2007年度の試験からこの新評価範囲及び改良ダミーにより試験を実施しています。

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