被害者保護のあり方検討会
第2回「被害者保護のあり方検討会」概要
開催日時等
日時:平成17年 3月24日(木)14:00~16:00
場所:独立行政法人自動車事故対策機構 6階会議室
委員:別ページのとおり
アンケート調査の結果(速報)の概要について説明した後、ご意見をいただきました。
重度後遺障害者のアンケート結果(速報)の概要
- 患者の障害や症状の回復に関する情報提供を望んでいる(→情報提供の充実)。
- 介護者は将来の介護不安や精神的疲労感を感じており、精神的サポートを 望んでいる
(→サポート体系の構築、相談窓口の充実、巡回相談の実施)。
交通遺児等世帯のアンケート結果(速報)の概要
- 事故から貸付制度を知った時期が遅かった世帯においては、制度の周知、広報に関して改善を望んでいる(→効果的な広報、情報提供の充実)。
- 乳幼児や小学生を抱えた保護者は、特に育児不安を感じており、精神的サポートを望んでいる(→サポート体系の構築、相談窓口の充実)
委員の主な意見
- 療護センターなどの専門医療機関が施してきたケア内容を在宅介護に活かすような取り組みを検討すべきである。
- 介護相談窓口には介護体験者や医療、社会福祉といった各分野の専門家を置くべきである。
- 家族会にも相談窓口を設けることが可能なので、家族会の活用や支援を考えて欲しい。
- 介護者の急病時など介護者に替わって患者を緊急的に受け入れてくれる施設が少ない。
今後の開催予定
アンケート調査については詳細な集計・分析を早急に進めるとともに、本年10月までに3回程度検討会を開催し、ヒアリング調査の結果をもとに介護に関するニーズ、交通遺児等の生活をめぐるニーズをきめ細かく把握しつつ、次期中期計画を視野に入れ、被害者保護の増進に寄与する新たな業務について具体的な検討を行うこととしております。
