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療護施設入院患者のナスバスコアを用いた治療改善効果分析結果について

平成27年3月27日
ナスバ(自動車事故対策機構)
被害者援護部 野津、坂田
電話 03-5608-7638

独立行政法人自動車事故対策機構(以下「ナスバ」)では、遷延性意識障害者の高度専門治療を行うナスバ療護施設(4か所のナスバ療護センター、ナスバ療護センターに準じた治療と看護を行う3か所のナスバ委託病床)を設置・運営しています。

昭和59年2月に千葉療護センターを開設して以来平成27年2月末までに、ナスバ療護施設の退院患者数は921名となり、その35%に相当する320名の方々が、運動、認知機能等を顕著に回復させ、遷延性意識障害からの脱却を果たされています。

今般、ナスバ療護施設における治療改善効果をナスバスコア(注)を用いて分析した結果は、別添資料(PDFファイル/454KB)PDFのとおりであり、主に次のような治療改善効果が認められます。

●平成17年6月1日から平成26年5月31日までに退院した患者(578人)に関して:

ナスバでは、今後とも、脱却者数の推移とあわせて、ナスバスコアを用いた分析によりナスバ療護施設における入院患者の治療改善状況を把握し、ナスバ療護施設を適正に運営することにより、自動車事故による遷延性意識障害者の方々の回復に向け、努力してまいります。

(注)ナスバスコア:日本脳神経外科学会で定義された「植物状態」を基に、ナスバ療護施設の入院患者の症状について、その程度を判定するための統一基準として、平成17年度より適用を開始したもの。

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