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国内外における情報提供状況
国内外における情報提供情況
諸外国の試験方法
自動車の衝突安全性能に関する情報については、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)などの公的機関において公表されています。
| 実施機関 | 試験方法 | 評価方法 |
|---|---|---|
| 米国 運輸省道路交通安全局 (NHTSA) |
・フルラップ前面衝突試験(対リジット・バリア 速度35mph:約56km/h) ・側面衝突試験(対ムービングバリア、速度38.5mph:約62km/h) ・ロールオーバー試験 ・ESC、サイドエアバック等装備有無 ・チャイルドシート使用性評価 |
乗員傷害値による5 段階評価 (★による表示、5★が最良) |
| 米国 道路安全保険協会 (IIHS) |
・オフセット前面衝突試験(対デフォーマブル・バリア 速度64km/h) ・SUV 側面衝突試験(対ムービングバリア、速度50km/h) ・後突頸部傷害保護試験 ・ルーフ強度試験 ・ESC 装備有無を評価 |
車体変形、乗員傷害値による4 段階の総合評価総合評価にて"Top Safety Picks"車を選定。 |
| 欧州 Euro NCAP (欧州委員会他が財政支援) |
・ オフセット前面衝突試験(後席子供の乗員含む)(対デフォーマブル・バリア 速度64km/h) ・側面衝突試験(後席子供の乗員含む) ( 対ムービングバリア、速度50km/h) ・ポール側突試験(対ポール29km/h) ・後突頸部傷害保護試験 ・歩行者(頭部・脚部)保護性能試験 ・ESC 装備車 ・運転席、助手席、後席シートベルトリマインダー装備有無 ・スピードリミッター装備有無 |
左記全評価項目、評価結果を重み付け集計し、総合評価結果 (★による表示、5★が最良) |
| オーストラリア/NZ 各州政府他 A-NCAP |
・オフセット前面衝突試験(対デフォーマブル・バリア 速度64km/h) ・側面衝突試験(ポール試験はオプション:対ポール29km/h) (対ムービングバリア、衝突、速度50km/h) ・歩行者(頭部・脚部)保護性能試験 ・ESC 装備有無 |
車体変形、乗員傷害値による総合評価 (★による表示、5★が最良) |
| 韓国 韓国建設交通部 KNCAP |
・フルラップ前面衝突試験(対リジット・バリア 速度56km/h) ・側面衝突試験(対ムービングバリア、速度55km/h) ・歩行者(頭部・脚部)保護性能試験 ・後突頸部傷害保護試験 ・ブレーキ性能試験 ・ロールオーバー試験 |
乗員傷害値による各項目別5 段階評価(★による表示、5★が最良) |
| 中国 中国自動車技術研究所 C-NCAP |
・フルラップ前面衝突試験(後席AF05 乗員含む)(対リジット・バリア 速度50km/h) ・ オフセット前面衝突試験(後席AF05 乗員含む)(対デフォーマブル・バリア、速度56km/h) ・側面衝突試験(ムービングバリア、速度50km/h) ・シートベルトリマインダ、ISO-FIX アンカッジ有無 |
車体変形、乗員傷害値による総合評価(★による表示、5★+が最良) |
注1:試験方法については、自国の事故実態を考慮した試験方法で実施
2:欧州では、衝突試験時にチャイルドシートを後席に載せて、試験車両の子供の保護性能を評価している。
諸外国における衝突安全性能基準の制定状況
自動車の衝突安全性能に関する情報については、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)などの公的機関において公表されています。
| 国名等 | 基準 | 試験方法 |
|---|---|---|
| 米国 | 前面衝突基準(FMVSS208) | 対リジット・バリア、フルラップ衝突、速度35mph(約56km/h)等 |
| 側面衝突基準(FMVSS 214) | ムービング・バリア衝突、速度33.5mph(約54km/h) | |
| ECE (58年協定加盟国含む日本) |
前面衝突基準(ECE R94) | 対デフォーマブル・バリア、オフセット衝突、速度56km/h |
| 側面衝突基準(ECE R95) | ムービング・バリア衝突、速度50km/h | |
| EEC (ヨーロッパ連合加盟国) |
前面衝突基準(ECE R94) | 対デフォーマブル・バリア、オフセット衝突、速度56km/h |
| 側面衝突基準(ECE R95) | ムービング・バリア衝突、速度50km/h | |
| 歩行者保護 (Regulation(EC) 78/2009) |
脚部対バンパ衝突、速度40km/h 頭部対ボンネット衝突、速度 35km/h |
|
| オーストラリア | 前面衝突基準(ADR 69) | 対リジット・バリア、フルラップ衝突、速度48km/h |
| 前面衝突基準(ADR 73) | ECE R94 に準拠 | |
| 側面衝突基準(ADR 72) | ECE R95 に準拠 | |
| 日本(参考) | 前面衝突基準(道路運送車両の保安基準第18 条) | 対リジット・バリア、フルラップ衝突、速度50km/h |
| 前面衝突基準(道路運送車両の保安基準第18 条) | ECE R94 に準拠 | |
| 側面衝突基準(道路運送車両の保安基準第18 条) | ECE R95 に準拠 | |
| 歩行者保護(道路運送車両の保安基準第18 条) | 頭部対ボンネット衝突、速度32km/h | |
| シートベルトリマインダ (道路運送車両の保安基準第22 条の3) |
ECE R16 に準拠 |
諸外国における衝突安全性能基準の制定状況
| 対リジット・バリア、フルラップ前面衝突試験 コンクリート製の障壁(バリア)に、自動車前部の全面を衝突させる試験方法です。ダミーに与える衝撃は最も強く、特にシートベルトやエアバッグなどの乗員の拘束装置の評価に適しています。 |
![]() <フルラップ前面衝突試験> |
| 対デフォーマブル・バリア、オフセット前面衝突試験 衝突時に変形し得るアルミハニカムを装着した障壁に、自動車前部の運転席側一部を衝突させる試験方法です。衝撃を車体の一部で受けるため、ダミーに与える衝撃は弱いものの車体変形が大きく、変形による乗員への加害性の評価に適しています。 |
![]() <オフセット前面衝突試験> |
側面衝突試験
衝突時に変形し得るアルミハニカムを装着した障壁を持つ台車(ムービング・バリア)を、自動車の運転席側の側面に衝突させる試験方法です。

<側面衝突試験>



