衝突安全性能試験の概要

試験の流れ

 試験の対象となる車種は、自動車アセスメント評価検討会(写真1)で選定されます。その基準は、直近1年間の販売実績が上位の車種であり、仕様については、選定された車種の中で、もっとも多く販売されているものです。試験車は、ユーザーが実際に購入するものと同等でなければならないので、不特定の自動車販売店で職員が身分を明かさず展示車や在庫車を即時購入し、その場で試験結果に影響を及ぼす部分にマーキング(写真2)を行います。販売店で購入が困難な場合には、生産工場において無作為に抜き取って購入します。購入後、ただちに試験場に搬送され、衝突試験(側面衝突試験(写真3))や歩行者頭部保護性能試験(写真4)等のさまざまな安全性能評価試験が実施されます。

自動車アセスメント評価検討会
による試験車種の選定

即時購入した車両への
その場でのマーキング

側面衝突試験後にドアラッチのロック状況
の確認を行っている様子

歩行者頭部保護性能試験における
打撃位置の確認を行っている様子