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TOPICSRSS

昨年に引き続き療護センター入院患者のナスバスコアを用いた治療改善効果分析を実施!


平成23年3月31日
NASVA
被害者援護部 療護センターグループ
担当;高橋、大橋
電話 03-5276-4458

 独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)では、自動車事故によって脳に損傷を受け、重度の後遺障害が残り、いわゆる『遷延性意識障害(※)』となった被害者の方々を受け入れて、専門的な治療と看護を行う療護施設を設置・運営しています。
 昭和59年2月に開設した千葉療護センターをはじめとする東北、岡山及び中部の4つの療護センターにおいては、平成23年2月末までに計848名の入院患者の方々を受け入れて治療・看護を行ってきており、これまでに約25%に相当する216名の方々が遷延性意識障害からの脱却(一定以上の機能回復により退院)を果たすという確かな実績を残しています。
 また、平成19年12月からは、4療護センターでカバーしきれなかった空白地域を補う2つの療護施設機能委託病床を北海道(札幌市)及び九州(久留米市)において開設してきており、現在、これら6つの療護施設(計262床)を運営しています。(下記参照)

 (*)下記6項目の全てに該当し、重度の精神神経障害が継続し、治療及び常時の介護を必要とする状態

  1. 自力移動が不可能である。
  2. 自力摂食が不可能である。
  3. し尿失禁状態にある。
  4. 眼球はかろうじて物を追うこともあるが、認識はできない。
  5. 声を出しても、意味のある発言はまったく不可能である。
  6. 目を開け、手を握れというような簡単な命令にはかろうじて応ずることもあるが、それ以上の意思の疎通は不可能である。

看護ケアの様子の写真
【療護センターにおける手厚い看護ケア】
 今般、昨年に引き続き、4療護センターにおける治療改善効果分析(平成21年度期間中及び入院から退院までの治療改善効果の分析結果)をとりまとめましたので、お知らせします。(別添資料参照)
 なお、北海道と九州における2つの療護施設機能委託病床についても、開設からの期間が3年間と短く分析対象患者数も少ないところですが、4療護センターと同様の分析を行いましたので、参考までにお知らせします。(別添資料参照)

 NASVAでは、今後、脱却者数とあわせて、このナスバスコアを用いて全ての療護施設における入院患者の改善状況を把握していくこととしておりますが、このスコアを活用した治療改善度の分析についても、定期的に公表していく予定です。
 今後とも6つの療護施設を適正に運営することにより、自動車事故による遷延性意識障害者の方々の回復に向け努力して参ります。

参考

看護ケアの様子の写真

別添資料

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